去る平成30年12月1日に北九州市立生涯学習センターにて、楠凡之先生の基調講演「子どもの人権と虐待防止」を開催いたしました。
楠先生のお話によって、学生さんたちが幼少期に体験した虐待やいじめによってどれだけ深く傷つき、苦しんできたかが如実に伝わり、深く心を動かされました。
次いで、「リップル福岡」の加賀稔子さから、若い世代の交際中に起きるデートDVについて、若い人たちの関係性のあり方やその改善点についての報告がありました。
最後の発題「ネスト」理事長林 澄江さんから、知的障害など、目に見えぬ障害のある若い人たちが、家庭の中に閉じこもるのでなく、社会的自立をめざし地域社会での交流を大切にしながら普通に生きられる場として、親たちの願いから始まった「ネスト」の活動について学びました。
【参加者の声】
*楠先生の講演を聞き、いろんな形の虐待をリアルに知ることが出来た
*学生さんたちの悲痛な心の叫びに胸打たれ、大きな学びの場になった
*デートDVの講演の中で高校生に理解してもらえるよう学生に出向いて授業をされていることを知り、
一人でも多くの若い人たちに声が届くことを願った
*ネストの活動に感動。障がいのある人たちとその家族や地域の人たちが支え合って交流をはかって
いることに大変な努力と熱意を感じた。